2008年07月04日
ハンスト
わが家の新しい家族に犬を迎えて、早10日。
キャバリアのロケットくん(2ヶ月)も、ようやくわが家に慣れてくれたようで、ほっとしています。
なにしろ、親兄弟からいきなり離され、知らない場所に連れて来られるのですから、拉致被害者以外の何者でもなく、環境の変化に戸惑うのは当然で、その精神的ショックはいかばかりか、というところ。数日ご飯が食べられなくなる子も、ざらにいるようではあるのですが…
うちのロケットくんは、かなりすごかった。
初日は、ご飯が食べられないだけでなく、水も飲めない、おしっこもうんちもできない、鳴けない、立ち上がれないで、完全に固まった状態。
置かれた場所から動くこともなく、現実逃避のためか寝っぱなし。
その後、数日かけて、水を飲むようになり、おしっこをするようになり、うんちもするようになり、どうにか立ちあがれるようになり、少しは尻尾を振れるようになり…
ものすごく、ゆっくりと我が家に慣れていき、どうにかそろそろと歩き回るようになったものの、相変わらず、全く食べず。
さすがにこのままではマズいだろうと、あの手この手で、無理やり口の中に入れたり(とにかく吐き出そうとするので、どう頑張ってもドッグフードを数粒食べさせるのがやっと)、ドッグミルクを流し込んだり(これも出そうとするので、べたべたになりながらスプーン2杯程度入れるのがやっと)、甘いものならどうだ?と砂糖水をなめさせてみたり(たまたまあった白いんげん豆の甘煮の煮汁は舐めたが、その後は一日一度でも気が向けばいい方)、犬用のボーロならどうだ?とたべさせてみたり(かなり誘って、ようやく数粒食べる程度)、チーズをやってみたり(興味を示し、耳かき一杯程度は食べたが、その後は食べず)、ステーキを焼いてみたり(食べたそうな素振りはするのに、あえて首をそむける)、器を替えてみたり、いろいろやっても、とにかく頑として食べる気がない(食べられないというよりも、食べないことに決めた、という感じで、ふんふんと匂いを嗅いでも、舌なめずりをしても、口はつけようとしない!)。
見ているこちらも、3・4日は、「もうすぐ慣れてくれるだろう、食べるようにもなるだろう」と、どうにか我慢できたのですが、どんどん痩せていって骨がはっきりわかるようになるし、歩き方はふらふらだし、目に力はないし、子犬らしい素振りもせずに、ぐたっとしているし、そのうち目が落ち窪んで、ワン相も変わってくるしで、はっきりいって見ていられない感じで、まだ赤ちゃんなのにこんなに長期に食べないで大丈夫なのか?急変して死んじゃうんじゃないか??と、もう、こっちが病気になりそうなくらいに、すご〜く心配しました。
明けても暮れても、どうして食べないんだろう?どうしたら食べるようになるだろう?と考え続け、他所の犬が散歩しているのを見ると、うちのチビは、散歩できるようになる日が本当に来るのだろうか?と思う始末。
ついには、ブリーダーさんから栄養剤(歯磨きチューブのようなペースト状の病犬食)を送ってもらって、上あごに塗りつけて強引に栄養摂取してもらう(本来かなり犬が好きな味付けらしいのですが、これも吐き出そうとするので…)状況にまでなりましたが、その後、栄養剤のおかげで体力が持ち直したことと、やっと家になれてきたことが相まって、少し子犬らしい元気な仕草が見られるように。
でも、相変わらず、ドッグフードに興味を示さなくて(ブリーダーさんのところで食べていたのと同じものをやっているにも関わらず!)困っていた時、たまたまつけたテレビで、犬の手作りご飯の番組をやっていて、あぁ、それがあったなぁと思い出し、さらにたまたま行ったホームセンターのペットコーナーで「野菜とササミ」などの各種フードを見ていたら、作れるじゃん!ということになり、どう考えても犬が好きそうな素材、鶏肉のミンチ(いい香りが漂う〜)+バター(実家の犬猫はトーストを舐めてた)+チーズ(以前に興味を示して少し食べたし)をミックスしてやってみると、ものすご〜く鼻をふんふんさせ、舌なめずりをして、少し食べたので、気をよくして、作ってみる気になり、以前買っていた「かんたん犬ごはん
」という本を出してきました。
そもそも、そのうち手作りのご飯を犬にあげるのもいいかな?とは思って、その手の本を買ってはいたのですが、ブリーダーさんも否定的だったし、子犬のうちからというのは、いまいち自信がなく、それに、慣れない環境では食べ慣れたものの方がいいだろうと思って(それに、間近にせまっている帰省の時なんかはドッグフードのほうが便利だし)、とりあえず来てしばらくは手作り食をやることは、全く考えていなかったのですが、必要に迫られることになりました。
本に、胃腸がデリケートな子には、葛湯がいいと書いてあったので、とりあえず、手始めに葛湯を半ば無理やり食べさせたのですが、その途中、うっかりこぼしてしまったので、慌てて、その場にあったボーロが入っていた器にこぼれた葛湯を入れたところ、う〜ん、せっかくだから、これをそのまま利用して…と、葛湯+ボーロ+先ほど作った鶏肉とチーズを混ぜたものが出来上がり、それをやってみたら…
なんと、はじめて、自分で食べたのです。
ほとんど偶然ですよね。
しかも、おそろしく適当な手作り食デビュー。
でも、一週間何も自分からは食べようとしなかった子が食べ始めた時の感動と安堵は、ちょっと言い表せないものがありました。
そんなわけで、その後、食べるようになりました。
えぇ、もちろん、ちょっと怪しげな手作り食というか、本葛でとじた雑炊のようなごはんですが…。
しかも、なぜかドッグフードを混ぜると、食いつきがわるいのですが…。
その上、かなり誘わないと食べ始めませんが…。
随分と、ひやひやさせられましたが、こうして、どうにか、こうにか、犬のいる暮らしがはじまりました。
犬の手作りご飯の本、実は、何冊か持っているのですが、この本が一番まとまっていて使いやすいです!オススメ!
人気blogランキング
ホント、最初の一週間は、かなりつらかったなぁ…。
まぁ、食べない以外は、とてもいい子なんですが。
夜鳴きもしないし、留守番もできるし。
キャバリアのロケットくん(2ヶ月)も、ようやくわが家に慣れてくれたようで、ほっとしています。
なにしろ、親兄弟からいきなり離され、知らない場所に連れて来られるのですから、拉致被害者以外の何者でもなく、環境の変化に戸惑うのは当然で、その精神的ショックはいかばかりか、というところ。数日ご飯が食べられなくなる子も、ざらにいるようではあるのですが…
うちのロケットくんは、かなりすごかった。
初日は、ご飯が食べられないだけでなく、水も飲めない、おしっこもうんちもできない、鳴けない、立ち上がれないで、完全に固まった状態。
置かれた場所から動くこともなく、現実逃避のためか寝っぱなし。
その後、数日かけて、水を飲むようになり、おしっこをするようになり、うんちもするようになり、どうにか立ちあがれるようになり、少しは尻尾を振れるようになり…
ものすごく、ゆっくりと我が家に慣れていき、どうにかそろそろと歩き回るようになったものの、相変わらず、全く食べず。
さすがにこのままではマズいだろうと、あの手この手で、無理やり口の中に入れたり(とにかく吐き出そうとするので、どう頑張ってもドッグフードを数粒食べさせるのがやっと)、ドッグミルクを流し込んだり(これも出そうとするので、べたべたになりながらスプーン2杯程度入れるのがやっと)、甘いものならどうだ?と砂糖水をなめさせてみたり(たまたまあった白いんげん豆の甘煮の煮汁は舐めたが、その後は一日一度でも気が向けばいい方)、犬用のボーロならどうだ?とたべさせてみたり(かなり誘って、ようやく数粒食べる程度)、チーズをやってみたり(興味を示し、耳かき一杯程度は食べたが、その後は食べず)、ステーキを焼いてみたり(食べたそうな素振りはするのに、あえて首をそむける)、器を替えてみたり、いろいろやっても、とにかく頑として食べる気がない(食べられないというよりも、食べないことに決めた、という感じで、ふんふんと匂いを嗅いでも、舌なめずりをしても、口はつけようとしない!)。
見ているこちらも、3・4日は、「もうすぐ慣れてくれるだろう、食べるようにもなるだろう」と、どうにか我慢できたのですが、どんどん痩せていって骨がはっきりわかるようになるし、歩き方はふらふらだし、目に力はないし、子犬らしい素振りもせずに、ぐたっとしているし、そのうち目が落ち窪んで、ワン相も変わってくるしで、はっきりいって見ていられない感じで、まだ赤ちゃんなのにこんなに長期に食べないで大丈夫なのか?急変して死んじゃうんじゃないか??と、もう、こっちが病気になりそうなくらいに、すご〜く心配しました。
明けても暮れても、どうして食べないんだろう?どうしたら食べるようになるだろう?と考え続け、他所の犬が散歩しているのを見ると、うちのチビは、散歩できるようになる日が本当に来るのだろうか?と思う始末。
ついには、ブリーダーさんから栄養剤(歯磨きチューブのようなペースト状の病犬食)を送ってもらって、上あごに塗りつけて強引に栄養摂取してもらう(本来かなり犬が好きな味付けらしいのですが、これも吐き出そうとするので…)状況にまでなりましたが、その後、栄養剤のおかげで体力が持ち直したことと、やっと家になれてきたことが相まって、少し子犬らしい元気な仕草が見られるように。
でも、相変わらず、ドッグフードに興味を示さなくて(ブリーダーさんのところで食べていたのと同じものをやっているにも関わらず!)困っていた時、たまたまつけたテレビで、犬の手作りご飯の番組をやっていて、あぁ、それがあったなぁと思い出し、さらにたまたま行ったホームセンターのペットコーナーで「野菜とササミ」などの各種フードを見ていたら、作れるじゃん!ということになり、どう考えても犬が好きそうな素材、鶏肉のミンチ(いい香りが漂う〜)+バター(実家の犬猫はトーストを舐めてた)+チーズ(以前に興味を示して少し食べたし)をミックスしてやってみると、ものすご〜く鼻をふんふんさせ、舌なめずりをして、少し食べたので、気をよくして、作ってみる気になり、以前買っていた「かんたん犬ごはん
そもそも、そのうち手作りのご飯を犬にあげるのもいいかな?とは思って、その手の本を買ってはいたのですが、ブリーダーさんも否定的だったし、子犬のうちからというのは、いまいち自信がなく、それに、慣れない環境では食べ慣れたものの方がいいだろうと思って(それに、間近にせまっている帰省の時なんかはドッグフードのほうが便利だし)、とりあえず来てしばらくは手作り食をやることは、全く考えていなかったのですが、必要に迫られることになりました。
本に、胃腸がデリケートな子には、葛湯がいいと書いてあったので、とりあえず、手始めに葛湯を半ば無理やり食べさせたのですが、その途中、うっかりこぼしてしまったので、慌てて、その場にあったボーロが入っていた器にこぼれた葛湯を入れたところ、う〜ん、せっかくだから、これをそのまま利用して…と、葛湯+ボーロ+先ほど作った鶏肉とチーズを混ぜたものが出来上がり、それをやってみたら…
なんと、はじめて、自分で食べたのです。
ほとんど偶然ですよね。
しかも、おそろしく適当な手作り食デビュー。
でも、一週間何も自分からは食べようとしなかった子が食べ始めた時の感動と安堵は、ちょっと言い表せないものがありました。
そんなわけで、その後、食べるようになりました。
えぇ、もちろん、ちょっと怪しげな手作り食というか、本葛でとじた雑炊のようなごはんですが…。
しかも、なぜかドッグフードを混ぜると、食いつきがわるいのですが…。
その上、かなり誘わないと食べ始めませんが…。
随分と、ひやひやさせられましたが、こうして、どうにか、こうにか、犬のいる暮らしがはじまりました。
犬の手作りご飯の本、実は、何冊か持っているのですが、この本が一番まとまっていて使いやすいです!オススメ!
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ホント、最初の一週間は、かなりつらかったなぁ…。
まぁ、食べない以外は、とてもいい子なんですが。
夜鳴きもしないし、留守番もできるし。
